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アメリカの職場、ここが違う!

アメリカの職場、ここが違う!

アメリカに住んで約20年以上、仕事をして約15年の経験を積んだ、私から日本とアメリカの職場の違いや、服装など私が個人的に感じた事をシェアしますね。

 

これから、アメリカで働きたいと思ってるいる方、働き始めたけどどうも慣れずに苦労している方、アメリカの職場はどんなものか興味ある方のお役に立てれば嬉しいです。

 

アメリカでの職歴

 

 

私のアメリカでの職歴は、メディカルオフィスと銀行の二つです。(あくまでも私、個人の経験です。)

 

メディカルオフィスでは、保険関係Insurance、経理Accounting(A/R)を主にしていました。ネバダ州に3年、カリフォルニア州に6年程住んでましたね。主人が軍人だったので、約三年毎に引っ越していました。

 

子供を出産して3、4年程子育てに専念しました。なので少しブランクがあります。その後は、銀行でTeller(金銭出納係)からスタートし、現在はフロリダ州で、銀行員Bankerとして働いています。

 

 

アメリカと日本との大きな違い

 

アメリカと日本の大きな違いといえば、アメリカはプライベートを重視します。

 

例えば、

 

”I’ve got to leave early tomorrow because my son has a soccer game.”

『明日、早退するわね。息子のサッカーの試合があるの。』

 

”I’m going to be late tomorrow. My daughter is going to receive A/B honor roll.”

 

『明日は、遅くなるわ。娘がABオーナロール賞をいただくの。』

 

*ABオーナロールは成績優秀者がもらう賞です。

 

こんな風に、子供のイベントで仕事を早退したり、遅れてきても全然平気なんです。日本人だと、気が引ける事だと思いますがアメリカでは、全くそんな事ありません。

 

よくアメリカのドラマや映画でも見るように、デスクの上に家族の写真を飾ってあったり、ちょっとした小物を置いてあったりしますよね。本当あんな感じです。ウエディングの写真だったり、犬や猫の写真だったりその人のプライベートも垣間見れます。

 

でも、銀行では違います。プライベートな写真は置いてはいけないポリシーがあります。それは、家族を守るというところから規定されているものです。銀行強盗があった場合、家族の写真をみられ、家族も危険な目にあってはいけないという理由からです。でも、自分のオフィスを持っているCEOなどは、妻の写真や孫の写真をかざってますね。

 

ちなみに私は、写真など飾れないので、子供達の写真をPCのスクリーンセーバーにしています。

 

アメリカと日本の働き方の違い

 

日本で私は、英会話講師と少しOLをした事があります。英会話講師をしていた時は、残業はなかったですね。OLの時も残業はあまりなかったのでラッキーでした。

 

でも、日本の銀行で働いている友達、学校の先生をしている従姉妹の話を聞くと残業なんて当たり前で、家につくと寝るだけ。なんて事をよく聞いてました。恐ろしい。。。の一言です。

 

アメリカでは、残業はできるだけしないようにと言われます。なので、定刻時間がくると、サッサっと帰ります。私もその一人、4時半にはとっとClock out して帰ります。たまにそうはいかない時もありますが。

 

日本人って真面目だと思うんです。なので、仕事も覚えればアメリカ人よりも要領よくテキパキできるんです。仕事も溜めずにいい事なんですが、仕事が終わってする事ないと暇なんですよね。

 

それで、よく私は何か手伝える事ないかと同僚にきいてたんです。

 

Me: Can I help you with anything? 何か手伝える事ある?

Co-worker: Sure. Will you do this for me?もちろん。じゃこれしてもらえる?

 

もちろんあるわけですよ。それで、手伝うんですが相手が調子にのってこれもいいかな?あれもいいかな?とくるわけですよ。

 

以前は、ハッキリできませんと言うことは相手にたいして失礼、または傷つけてしまう、こんな事言わなくても分かってもらえると思い、”No, I can’t help you at this moment.” 『今は手伝えないわ。』と言えませんでした。

 

でも、アメリカはLow-Context Culture ローコンテクスト文化なので、アメリカ人にはハッキリと気持ちや考えを言葉で伝えないとわかってもらえません。(アメリカ、ドイツ、スイス、北欧などローコンテクスト文化として知られています。)

 

ちなみに日本は、High-Context Culture ハイコンテクスト文化なので、言わなくても分かってもらえてる(はず)のことは、あえて言いません。(日本、韓国、中国、アラブ圏、イタリア、ギリシャ、ロシア)

 

以前は本当に, ”なんでこの人たち分かってくれないのよ?空気読めよ!”って思ったことはたくさんあります。旦那に対してもよくありました。文化の違いなんですね。なので、アメリカ人には思ってることをちゃんと言葉で伝えましょう。

 

職種によっては、残業は避けれないものもあります。例えば、Accounting経理課で働いてる人は残業はよくある話です。

 

後、大きな違いといえばアメリカ人はおしゃべりな人が多い。

 

朝、仕事についても軽く、15分から30分ほどプライベートな話で盛り上がり、それでももの足らず、今度は違う同僚とおしゃべり。。。よくある事なんです。

 

メディカルオフィスで働いてた時、同僚が仕事をせずに堂々とデスクで学校の宿題をしてたのには、さすがにびっくりしました。

 

別に誰もその事で、彼女や上司に文句をいう人はいませんでしたが、こんなんで仕事してるって言えるの?と同僚の仕事の仕方に疑問ばかり。アメリカで仕事を始めたばかりの頃は、すごくイライラする事が多かったです。

 

でも、今は、いい意味で『人は人我は我』”Live and let live!”と思えるようになったので全然気になりませんね。(少し気になる時もある)

私も大人になりました。(笑)自分の与えられた仕事をちゃんとこなしていれば何も言われません。

 

さすが、アメリカ!!

 

職場にはいろんな人種がいます。特にカリフォルニアに住んでた時にはそうでしたね。白人でも、アルメニア系、アイルランド系、またヒスパニックでも、メキシコ系、ポルトガル系、スペイン系、南アメリカ系、アジアなら、日本、韓国、中国、フィリピン、ベトナムと本当にMelting Pot 人種のるつぼですね。

 

なので、単にサボっているおしゃべりとは違い、色々な文化を同僚から学ぶこともできるんです。なので日本人にとっては、おしゃべりも役に立ちますね。文化も英会話の上達にも繋がり、一石二鳥。”Kill two birds with one stone.” 

 

アメリカ生活に必要な5つの心得も是非、参考にしてください。

 

アメリカ職場での服装

 

まずは、医療事務で働いて時。アメリカで初めての職場での服装。日本で働いてた時のように服を着てたんですが、浮いてしまってましたね。パンツとT-シャツだったり、金曜日になるとCasualが認められている会社も多いので、ジーンズとT-シャツも当たり前でしたね。

 

メディカルクリニックで働いていた時の服装。看護師でもないけれどScrubスクラブを着てましたね。なので、何も考えずに楽でした。(笑)

 

銀行はやはりアメリカでも少しお堅い仕事なので、さすがにT-シャツとジーンズなんてことはありません。あっでも、以前働いてた銀行では、金曜日はジーンズを着ていい時もありましたね。

 

銀行では、マネジメントにいる人はだいたいスーツを着ています。Tellerや銀行員は、女性は普通にパンツ、ブラウス、ワンピが多いですね。ヒールは5CM以上はダメ、ミニスカートはダメ、などいろいろ規制はあります。

 

男性は、スーツのジャケットは着なくてもY-シャツにネクタイです。

 

日本人と比べるとカジュアルだと思います。特に金曜日はそうですね。みんな仕事モードじゃないですね。

 

金曜日の昼過ぎには、”I’m totally checked out.” とよく聞きますね。職場に身体はあるけれど、心ここにあらずの状態を表現するときに使えるフレーズです。学校でも、ぼーっとしている生徒がいたら、”Look at John! He’s checked out.”

 

アメリカでの辞職願

 

アメリカでは、辞職願を仕事を辞める2週間前に出します。それをTwo weeks notice or letterと言います。

 

”I just gave my two weeks notice to my manager.”

 

『マネジャーに2週間通知を出したの。』

 

と同僚がいえば彼女・彼は2週間後にはもういないってことですね。

 

銀行は少し変わっていて、銀行員さんが2週間通知を出し、その彼女・彼が他の銀行に働くのであれば、2週間をまたずその日に辞めてもらうのが普通です。顧客を他社に持って行かれないためのようです。

 

いろいろと注意を受けてもなかなか成績や職場での態度が改善されない人は、ある日突然、人事部の人が現れます。そして短い会話が交わされ、その人は、箱に個人の小物など詰めて泣きながら銀行を解雇になるのです。

何回かこの場面に遭遇したことがありますが、決して気持ちがいいものではありません。銀行で解雇される時は、シビアですね。

 

最後に。。。

どうでしょうか。アメリカでの職場生活、少しは垣間見ることができたでしょうか?この記事を読んで何か他にも驚いたこと、きずいたこと、日本との違い(他の国でもいいです)ありますか?

是非、シェアしてくださいね。

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アメリカ生活に必要な5つの心得

アメリカ生活に必要な5つの心得

 

 

あっという間に、アメリカ生活が20年以上経ってる。。。ちなみに住んだ州は、カリフォルニア州、ネバダ州、ニューヨーク州、そして現在フロリダ州。SNSなどで「アメリカ生活ってどうですか?」「アメリカに移住するのが夢です。」などのメッセージをよくいただきます。

 

アメリカ=楽しそう、ハッピー、大らか、自由、というイメージがありませんか?私はありました。初めて友達二人で遊びにきてちょっと嫌な思いをした事はあったものの、見るもの、触るもの、食べ物、全てが新鮮で、帰国後のアメリカ旅行報告はいい事ばかりを両親や友達に伝えたと思います。

 

その旅行経験がアメリカ留学への決め手となったのも確かです。

 

留学を終え、アメリカ人の主人と出会い、子供を出産し、アメリカ人と同様に生活をしてきた、そして今もしている私から、

 

「アメリカ生活にて5つの心得」共有させてくださいね。

 

アメリカ生活での理想や夢を潰すわけではありませんが、旅行でアメリカに遊びに行くのと、生活をするのとでは、全く違うということを伝えたいです。

 

そこでアメリカに結婚して移住する予定、留学する予定、仕事をする予定、アメリカに住みたいと夢をいだいてるあなたへ。

 

少しでもアメリカの現実情報を共有しこれからの参考になってくれたらとても嬉しいです。

 

言葉の壁

「まぁ、アメリカに行けばどうにか英会話は身に付くだろう。」と高を括っていませんか?ハワイなら、日本人も多いのでそんなに英会話ができなくてもどうにかやって行けるかもしれませんが、でも実際は、そう簡単にはいきません。

やっぱり日常英会話の基礎をしっかり身につけて行くことを強くお勧めします。スーパーで、レストランで、学校で、銀行で、病院で、アメリカで最低限生活して行くために英会話は絶対必要です。

 

もちろん、住んで行くうちに耳慣れしてリスニングは上達して行くと思います(しっかりとアメリカ生活をおくっていればですが)でも、リスニングだけでは生活できません。自分の意志、意見などを伝える為にはやはり話せないと行けませんよね。

 

アメリカで生活をして行く為には、受け身の姿勢だけではやって行けません。旦那や友達が、誰かが助けてくれるだろうという考えは、捨ててください。最初から人に頼る姿勢でアメリカに行くとあとで痛い思いをする可能性が大きいです。なので最低限の英会話をマスターしてから行くことをお勧めします。

 

もちろん、完璧を目指せと言ってるのではありません。常に勉強、向上して行こうという態度、意識を持ってください。そうでないと、いつまでも人の頼り、小学生低学年レベルに定在しいつまでたっても誰かがいないと何もできないつまらない生活を送ることになります。

 

最後にもう一度、英会話は必須!!

 

アメリカの保険はややこしい

 

私が一番ややこしいと思ったのは(今でもですが)アメリカの保険です。日本の社会保険や国民保険と全く異なり、とても理解するのに苦労しました。アメリカに住むとなると保険は絶対必要です。もう一度、絶対必要です。アメリカの医療費は本当にびっくりするほど高いんです。学生で来られる方も絶対、海外保険、学校で学生保険があるなら加入してください。

 

私が学生だった頃(今も学生ですが。。。)虫歯が酷くなり大変な思いをしました。そのころは、もちろん独身だったしアメリカ人の彼の保険に加入するなんて選択肢はありませんでした。そんな時に、Root Canal(神経治療)しなくてはいけなくてなって、しかも2本!!2、30万支払って歯だけではなく、財布も一緒にかなり痛い思いをしました。

 

後、ひとつ!!また、学生の頃ですが腹痛が約1週間続き、これはもう病院行かなきゃと決意し自分で、Emergency Room救急病院へ。最初は、妊娠してるのとかいろいろ調べられた結果、虫垂炎Appendicitisと診断されすぐ手術となりました。学生の頃は病院にできるだけかからないよう努力したものの、やっぱりこういったことは予測できませんよね。誰にでも起こる可能性があるので、いつでも保険を準備しておく事は大切。

 

この時の英語力は今と比べて全然ダメだったな。毎日、辞書を持ちながら歩いてました。

 

そうそう、学校でインターナショナルStudentに用意されてる保険に入ってたものの、なんと病院と手術代でなんと100万以上かかって親に伝えることが怖かったのを覚えています。もちろん、両親はお金のことより私の身体を心配してくれてました。天国に行っちゃった両親に、「お父さん、お母さん、ありがとう。」と今でも本当に感謝です。

 

アメリカの保険は目が飛び出そうになるくらい高い、医療費も高い!なので、学生でも旅行で遊びに行くかたも保険は加入してください。

 

後ひとつ、面白い話があります。

 

私がCommunity Collegeを卒業してからも、アメリカ人の彼(主人)との遠距離恋愛を頑張ってました。私が彼にアメリカに会いに行った時のことです。貧乏な二人だったんで、安いホテルで過ごしPIZZA HUTのPIZZAとチキンウイングを頼みました。

 

少し食べてすぐに私のお腹の調子が悪くなって、えっこれはもしかして、Food Poisoning?食中毒って頭をよぎったものの彼はまだ平気そうに食べてるので私のお腹の調子が悪いだけかと思いきや、彼も腹痛をもようおしはじめ。そう、チキンウイングがあったたんです。

 

ひとつしかないトイレを二人で使いまくり、嘔吐、下痢の繰り返し、終いには二人とも熱までだし、死ぬ思いでした。病院に行こうと言われましたが、保険無しでどんな金額になるのか恐ろしくて、苦しむことを選択しました。彼は病院に行こうと思えばいけたんだけど、私が保険を持っていなかったんで、私に付き添って一緒に苦しんでくれました。せっかく彼と素敵な時間を過ごしに来たのに、下痢と嘔吐の思い出となりました。今でも、笑いのネタです。

 

そうそう、保険の事でしたね。アメリカ人にとっても保険はややこしくて出来る事なら避けたいとよく、職場仲間が愚痴ってます。

 

アメリカにはいろんな保険会社があります。これから結婚する方は多分、旦那さんの保険に家族保険として加入した方が手っ取り早いです。なんですが一応大まかに説明しますね。

 

まず、働いてる会社によって保険会社は決まってくる。私が今働いている銀行と以前働いていた銀行は、違う保険会社に加入しています。会社が選んだ保険会社のなかで、Health Maintenance Organization (HMO)とPreferred Provider Organization (PPO)の二つのプランがあります。

 

HMOを簡単に説明

 

HMOをプランを選んだ場合、保険会社がネットワークを組んでいるドクターを選択するしかありません。何か特別な理由がない限りドクターの選択は絞られてきます。なので、「あのドクターが良いらしいよ。」と情報をえても自分の加入する保険会社に入っていなければ、そのドクターを選ぶことができません。

後、病院、クリニックに行く度ににCo-Pay(自己負担額)を払います。だいたい、$15ドルから30ドルぐらいですね。保険も高いのに自己負担額もあるんかい!って最初はイライラしたものです。

 

まずは、自分のかかるドクター(Primary Care Physician)を選びます。大体は、PCPで終わりますが専門医(Specialist)にかかるとなるとまたここで、ややこしくなります。耳鼻科や整形外科などの専門医(Supecialist)に診てもらいたい場合、まずは自分のPCP(自分がいつもかかるドクター)に診てもらい、紹介状を書いてもらってからしか専門医には診てもらえません。

 

”Me: I need to see an ENT(ear, nose, & throat) doctor. Please give me a referral”

耳鼻科医に診てもらいたいので、紹介状をお願いします。

 

といって紹介状をもらい耳鼻科に予約を入れる形になります。

 

PPOを簡単に説明

 

PPOプランはHMOとは違い、ドクターを選ぶ選択肢が増えます。ネットワーク内、枠外でも保険が適応されます。でも全て適応される訳ではありません。どうしてもネットワーク枠外のドクターを選びたい場合、自分のポケットマネー、お財布から出る金額が増えます。なので、できればネットワーク内でドクターを選ぶことをおすすめします。

 

PPOはHMOと違って、Primary Care Physicain(Family ドクターとも呼ばれます)からの紹介状なしで、予約が取れます。HMOと比べると使いやすのですがプリミアム(毎月の保険料)は高いです。

 

*HMOとPPOのPrimiumは家族構成によって異なってきます。後、手術や入院費などの医療費ですが、まずDeductableを支払わなければなりません。

Deductibleとは保険会社が保険金を支払うまでに、まず加入者が支払わなければならない自己負担額のことです。

 

アメリカの保険制度では、手術や入院にかかる費用は、病院から請求される医療費の累計が、「Deductible」に達するまでは基本的に自己負担となります。そして、累計金額が「Deductible」を超えた場合に、保険会社から保険金が支払われるという仕組みになります。

 

例:Deductibleが$2,500のプランに入っていて、$1,000の手術を3回受けたとします。すると、$2,500までは自己負担となり、残りの$500は保険会社によって支払われます。

基本的に、「Deductible」が高く設定されている保険プランほど「Premium」は安くなります。

HMOとPPOの仕組みなんとなくわかってもらえれば嬉しいです。本当にこれは意味を理解するのに時間がかかりました。

 

VISA*グリーンカード習得する

 

 

ここでは、私だけの経験ではなく友達や従姉妹の経験も参考にし、少しだけVISAやグリーンカードがどれだけ時間がかかるかということをシェアさせて頂きますね。

 

まずは、私。。。典型的A型でもここでのプロセスはかなり羽目を外していました。楽観的ということにしておきます。普通は結婚VISAを受領してから日本を出発するのですが、当初私の親は国際結婚には反対だったのでとっとと日本をでなきゃモードだったと思います。なので観光VISAでアメリカへ旅立ちました。

 

そう観光VISAの有効期間は3ヶ月なので急いで結婚そしてグリーンカードの手続きをしました。結婚式なんてロマンチックなものなどひとつもありません。主人も私もその頃まだ若く貧乏でしたから。CITY HALL、いわゆる市役所ですね。そこにはチャペルが設けられててそこで、お互いの愛を誓い結婚しました。

 

Marriage Certificate結婚証明書をもらい、そこからすぐにグリーンカード申請をしました。その時はいろいろと書類を揃えて記入し約$500ぐらいの費用が手続きにかかった思います。かなり前なので記憶は怪しいです。

 

書類等はカリフォルニアで揃えましたがネバダ州のImmigration で提出しました。私は本当にありがたいことに、申請してすぐに面接がありその後Green Cardが1ヶ月ほどで発行されました。私の場合は本当にスムーズに進みました。トータルで半年もかかってないと思います。

 

でも、友達や従姉妹の場合はカリフォルニア州で申請したので恐ろしい待ち時間。しかも何回もミスや手違いがあり書類のやり直しなど苦労していました。約7年かかってグリーンカードを受け取ったそうです。なので州や住んでる地域によっても手続きのさはかなりあります。

 

USCIS(United States Citizenship and Immigration Services) 移民局のリンクも貼っておきますね。

https://www.visajourney.com/content/examples 

 

日本と同じカスタマーサービスを期待するな!

 

日本に住んで生まれ育った私は、日本のカスタマーサービスに慣れていたのでアメリカにきて初めてファーストフードレストランでバーガーを注文した時のレジのお姉さんの態度にびっくり!あと怒りが込み上げてきたのを覚えてます。

 

まだ、そんなに英会話に自信があるわけではなかった頃です。何を食べようかと迷っていたら、ぶっきら棒に、”Are you ready to order now ?” 『もう注文するの?』とイライラした様子でした。ぶちぶちっと切れかけてたのを覚えてます。3ヶ月もしないうちにアメリカのカスタマーサービスに慣れ、日本が素晴らしすぎるのだということにしました。

 

そうすればそんなにイライラしなくて済むもんなんです。

 

ここにきて、『まっいいかぁ』と流せるようになったことはたくさんありますね。

 

スーパーで買った卵が割れている。『まっいいかぁ。』今では、パックを開け割れてないかチェックし購入するようになりました。

 

突然の停電、『まっいいかぁ。』

 

ドライブスルーで注文したチキンナゲットが入ってない!『まっいいか。』今では、注文後ちゃんと袋を開け確認する。確認しないときに限って、注文したものが入ってないんだよね。(笑)

 

というふうにいちいち怒ってたらキリがないんです。アメリカにきてだいぶ私は、『まっいいかぁ。これで死ぬわけでもないし。』と小さいことはあまり気にしないようになりました。

 

アメリカ人はSarcastic『皮肉や』

 

Americans are sarcastic.主人と付き合い始めの頃はきずかなかったけど、しばらくすると彼の話し方がSarcasticなことにきずいた。私の主人だけではなく、アメリカ人には多い。と言われても???な状態だと思うので例文を。。。

 

A: Are you going to play  basketball? バスケしに行くの?

B; No, I’m going to go shopping.いや、ショッピングしに。

 

補足:バスケットボールを持って明らかにこれからバスケをしに行く様子のBさんに対してAさんは、バスケをしに行くの?当たり前の質問をする。日本人なら普通に「うんそうだよ。」で終わると思いますが、アメリカ人(全員じゃないですよ)なら「いや、これからショッピングに行くよ。」とかえってくる。

 

以前の私なら、「うん、素直に応えらればいいじゃん。」といちいち文句言ってましたが今は、流せるようになりました。職場でもSarcasticな人が多いので慣れた方が全然いい。後一つ、本当にアメリカ人だなぁと思う例をシェアしますね。

 

誰かが本を読んでます。そこで友達がそばにきて、”What’s this?” なんて質問すると、”It’s a book.”と返答されます。わかりますか?

友達は何の本を読んでるのか知りたいのに、相手は、「これは本だよ」と返すこのSarcasticな態度。

 

私は、いまだにSarcastic対応できないというか頭がそのように回転せずいつもまた、やられたぁ。って感じですが。そういうSarcasticな会話はよくあることなので、気にせずに流すようにしてください。たまにそれに傷いたりする友達もいました。

 

いかがでしたか?まだまだ、伝えたい事はあります。アメリカ移住を考えいる方には、とりあえずこの5つを心得て欲しいと思いました。最後まで読んでくれてありがとうございます。

コメント欄に質問残してくださいね。

 

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バレンタインデーで使える英語フレーズ

バレンタインデーで使える英語フレーズ

Valentine’s Day:アメリカと日本の違い

 

バレンタインデーと言えば、街はピンクや赤に染まり外は寒いけど(フロリ

ダは暖かいですが)心の中は愛する人のために何かしてあげるという気持ち

でホッカホッカ。

 

私が学生の頃、好きな人にチョコを作ってプレゼントした事や義理チョコを

クラスの男子にあげた事を覚えています。高校生の時には、好きだった子に

チョコと手編みのセーターを自転車で彼の家まで届けに行った事を覚えてい

ます。

 

かなり前になりますが。。。(笑)

 

日本では、基本的に女性から男性へ、『本命チョコ』や『義理チョコ』をげ

ますよね。


アメリカ人のお友達を作り始めて知った事、バレンタインデーのことを友達

に話ししたら、びっくりされました。アメリカでは、日本とは異なり、男性

が女性へJewelryやチョコをプレゼントします。

でも、結婚してる人、カップルだけではなく家族や友達の間で

もカードやチョコをあげたりします。

 

私の子供たちが小学生の頃、バレンタインデーにはよくクラス全員のお友達

にカードと小さなキャンディを準備し学校に持たせました。

クラスで小さなプレゼント交換するんです。

 

心配しないでください、セットでカードなどは販売されているので$7ドル

ほどで20人の生徒さんのカードは準備できます。バレンタインデー前の週

末は、カードやプレゼント作りで忙しくしていた事を思い出します。

 

ちなみにひみママ宅では主人がチョコ、カード、プレゼントを私や彼の母親

にプレゼントします。日本のバレンタインデーとは違うでしょう。

 

では、日本とアメリカの違いが少しわかったところでバレンタインデーに

使える英語フレーズをシェアしますね。

カードやバレンタインデーで使えるフレーズ

 

チョコやプレゼントをあげる時には、バレンタインデーカードも一緒にあげると素敵で

すよね。こんなメッセージを添えてあげる嬉しいかも。

カードだけでなく会話でも使えます。)

 

For your friends

  • Happy Valentine’s Day to one of favorite people.

 (大好きな友達にハッピーバレンタインデー。)

  • Thanks for being the caring friend you are. Love you!

 (いつも親切な友達でいてくれてありがとう。大好き!)

  • Here’s to a Valentine’s Day filled with good wine, good food and especially good friends like you.

 (いけるワインと美味しい食事そして素敵な友達へ!ハッピーバレンタインデー) 

  

  乾杯する時などに使えます。

  • I hope you feel loved and appreciated on Valentine’s Day. Because you are.

 (バレンタインデー、いっぱいの愛と感謝で満たされますように。だってあなたがそ

  うだもの。)

  • Hope he spoils you. You deserve it.

 (彼が沢山甘やかしてくれるといいね。だって君はそれだけの価値があるもん。)

 

For a Child 

  • Happy Valentine’s Day, Sweetheart!

 (ハッピーバレンタインデースウィートハート)子供だけでなく恋人や夫婦の間でも

  Sweetheartは呼び名として使います。

  • It’s so sweet having a daughter/son like you. Hope your Valentine’s Day is extra sweet, too.

 (優しい娘・息子を持って幸せだわ。あなたのバレンタインデーも超素敵な一日にな

  る事を願ってるわ。)

  • Love you bunches and bunches.

 (とってもとっても大好きよ)

  • Missing you and sending you a big Valentine hug!

 (あなたがいなくて寂しいな。ママからバレンタインデーハッグを。。。)

  大学生になり一人暮らし始めたお子さんに使えそうですね。

  • Hope you get lots of fun treats today!

 (今日は、たくさんの面白いお菓子をもらえるといいね。)

  • Hope your day is just as awesome as you are!

 (今日が、あなたみたいに最高な一日になるといいわね。)

  • Wishing a fantastic day to my favorite (8) year-old Valentine.

 (ママの大好きな8歳のバレンタインちゃん・くんにとって最高な一日になりますよ

  うに。)

 

 

For your sweetie

 

  • Happy Valentine’s Day, Gorgeous!

 (ハッピーバレンタインデー、ゴージャス!)

  • Wishing the sweetest, happiest day to my forever Valentine.

 (私の永遠の愛するあなたにとって、もっとも素敵なハッピーな一日になりますよう

  に。)

  • Especially today, I hope you feel how much I love you and how grateful I am to have you in my life.        

 (特別な今日、私がどれだけ君を愛し感謝しているかを感じて欲しいな。)

  • You take my breath away. Always.

 (君は僕の心を奪うよ。いつもね。)

  • I couldn’t ask for a more wonderful (husband/wife) than you.

 (あなたより、素敵な主人・妻なんて考えられないわ。)

  • Thank you for being you and for being mine.

 (そのままのあなたでいてくれて、そして私の彼氏・彼女でいてくれてありがとう。)

  • Has it really been 1o years? My love for you hasn’t changed at all.

 (一緒になってもう10年たったの?あなたに対する愛は全然変わってないわ。)

  • My heart is always with you.

 (私の心はいつもあなたと一緒よ。)

  • You have been the only one for me.

 (あなたは私にとってかけがえのない唯一の存在よ。)簡単に言えば、あなただけよ!

 

Warm Closing 締めくくり

*カードの最後にClosing を書き、自分の名前をサインするのが典型的なカードの書き方です。

  • Warmly,   心から

  • Love,    愛を込めて

  • With love,  愛を込めて

  • Lots of love, 沢山の愛を込めて

  • Love always, いつも愛してるよ

  • Much love to you, いっぱいの愛を

  • All my love, 私の全ての愛を込めて

  • Love you,  愛してる

  • Endlessly,  永遠に

  • All my heart, 心のそこから

  • Always and forever, いつまでもそして永遠に

  • Hugs and kisses, ハッグとキスで

どうでしょうか?アメリカ的な表現なのでとても恥ずかしくて書けない、

言えないって思うかもしれませんね。

でも、今年のバレンタインデーを特別なものにするためにちょっと英語で

カードを送ってみては?英語だと気持ちが少し大胆になれるかも。

バレンタインデーはどう過ごされますか?コメント欄でシェアしてくれる

と嬉しいです。

(more…)

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5つの面白いクリスマス習慣 in U.S.A.

5つの面白いクリスマス習慣 in U.S.A.

Christmas Cards/Letters

12月上旬からクリスマスカードやお手紙が家に届き始めます。いわゆる、日本の年賀状と同じですね。家族や子供の写真付きでシンプルに、”Wishing
you and your family a Merry Christmas”『あなたとご家族が楽しいクリスマスを過ごせますように。』というメッセージがカードには書いてあります。

12月の冷蔵庫のドアには、友達、家族、職場の仲間から送られてきた写真などで埋めつくされます。

This is not my refrigerator, lol.

  Secret Santa

今年も私の働いている銀行でSECRET SANTAをしました。多くのアメリカの会社では、この習慣は毎年恒例の行事です。先ずは、参加する人をEメールで呼びかけます。

参加する人の名前を小さな紙に書き、箱などに入れます。箱の中から、名前の書かれた小さく折りたたまれた紙を一つとります。そこに書かれた人にプレゼントを用意します。プレゼントの値段も$10から$20までと最初にみんなで決めます。

大切なことは、プレゼントを用意する相手に自分がSECRET SANTAだと知られないことです。クリスマスパーティーの日になると、Eメールが飛び交います。”Thanks for the present, my secret Santa. I love it.”『私の秘密のサンタさん、プレゼントありがとう。とっても気に入ったわ。』というようなメールです。あとは、みんなにプレゼントを見せ合います。みんな子供に返ったようにはしゃいでます。

 

  White Elephant

ホワイトエレファントというまた、面白いギフトを交換するイベントもあります。ここでも、いくらぐらいのギフトを購入すると最初に決めます。ギフトをクリスマスツリーの下におきます。

箱に入ったナンバーを一つとります。10人参加して入れば10番まで番号があります。1番をとった人は、最初にギフトを取りそれをみんなの前で開けます。次に二番の番号をとった人がギフトをツリーの下から取ります。二番目の人は、一番目の人のギフトを奪うか自分がとったギフトを開ける選択肢があります。もし一番目のギフトを奪ったら、一番目の人は、新しいギフトを開けることができます。

全てのギフトが開けられるまでこのゲームは続きます。意外と時間がかかるゲームですがスリルがあっておもしろいゲームです。何回か私もホワイトエレファントに参加しましたが、その時のメンバーによってルールが少し変わります。

やはりいいギフトは、何回も奪われます。なので、2回まで奪うことができるという規則を決めないといつまでも延々と続きます。

 

  Ugly Christmas Sweater Party

これもおもしろいコンテストです。超ダサいクリスマスセーターを着ている人が勝つのです。会社のパーティーや家族でのクリスマスパーテイーでもよく行われるコンテスト。2、3年前に超ダサいセーターをやっとお店で見つけ購入しパーティーに着て参加しましたが、上には上がいる。残念ながら私は、選ばれませんでした。

ギフトカードやワインなどが、勝者のプレゼントとしてよく選ばれます。

クリスマスのダサいセーターは、おばぁちゃんのクローゼットやスリフトストアで探しやすいです。私はスリフトストアで見つけました。あのパーテイー以来、一度も着たことはないです。無駄使いでしたね。

 

  Santa Con

サンタコンって聞いたことありますか。1994年にサンフランシスコでサンタコンは、始まりました。最初は、単なるジョークでしたものが今では、たくさんの人がサンタのコスチュームをきてパレードするんです。

サンフランシスコだけではなく、他の州でも行われています。パレードのあとは、バーにたどり着くようです。なので、NYなどでは酔っ払いワイルドになりすぎたサンタが多く悪い評判もあるようです。子供にとってサンタさんは、優しいお爺さん、酔っ払ったサンタは見せたくないですね。

みなさんの住んいでる街で、何か変わったクリスマスイベントありますか?あったらコメントでシェアして下さいね。

 

My English Workout Tracker

 

 

 

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Thanksgiving in U.S.A. アメリカでの感謝祭

Thanksgiving in U.S.A. アメリカでの感謝祭

アメリカで最も重視されている祝日といえば、やっぱり感謝祭とクリスマスですね(あくまでも私の意見)。

そこで今日は一般的なアメリカでの感謝祭の1日をシェアしますね。

感謝祭とくれば、七面鳥、パンプキンパイ、クランベリーパイ、といろいろな料理が盛り沢山です。この日は、家族みんなが集まり家族の健康、幸福など全ての事に感謝する日。大人になり、違う州に移りすんだ子供や遠くに住んでる親戚も感謝祭に合わせて実家に帰省するので、この時期の空港や道路はかなり混みますね。日本のお正月並みの混みようです。なのでこの時期の観光旅行は避けた方がいいでしょう。HIMIMAMA家の感謝祭はディナーというより、お昼過ぎの2時ごろスタートします。みんな美味しい料理を目の前にし、ディナーまで待てないのです。みんなで食事前に祈り料理を頂きます。久しぶりに会う親戚との会話はまた、一段と盛り上がりすごく楽しいです。

食事が一段落したら、大人も子供もアメリカンフットボールのゲーム観戦で盛り上がります。

スポーツ観戦にあまり興味のない人は、他のテレビでMacy’s (デーパート)恒例のパレードを見るのも感謝祭の大イベントですね。パレードを見ながらおしゃべりする女子軍もいるし、アメフト観戦で盛り上がる女子軍も、家中どこへ行ってもワイワイガヤガヤしています。デーザートのパイやケーキを食べながら、しばらくテレビで盛り上がります。その後は、第二ラウンド!!またまた、美味しい料理をいただきます。これが感謝祭後も2、3日続くのです。

お腹も満腹になり満足すると次は、BLACK FRIDAYショッピングに出かける!これもまた、感謝祭恒例の一部です。特に電化製品やリネンなどが人気商品となります。テレビが40%OFFだったり、高級リネンが約半額で購入できたりと消費者には嬉しいショピングデー。でも人混みも凄いのでかなりエネルギーを必要とするショッピングになります。感謝祭で食べ過ぎてもBLACK FRIDAYショピングに行けば、カロリー消化できるかも。

大まかにですが、アメリカの感謝祭の1日を感じていただけら嬉しいです。

このビデオは去年の感謝祭の動画です。

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